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社長の前向きブログ

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コネクトデイ connect day⑱

2022-11-14
質疑応答
引き続き...報告より質疑応答について書かせて頂きます。
xグループ
Q.自分より長く勤めている人に、今までにない事を取り上げる時、どの様な事を行ったか?具体的な方法を教えて下さい。
a.ぜひ会社訪問して頂くと、その説明がしやすい内容ですね~
朝礼が基点(プラットホーム)となっていると報告でお伝えしました。
その朝礼は...私の話し一方通行ではありません。
最初の頃も、社員さんのクエスチョンや、不便な事や、業務において数日中に不安になる事(主に段取り)この様な事を聞き出したりして、その解決方法をみんなで話しあったりします。

けれど...その一回のみで
朝礼で話し合って、根本的な解決になる訳が無いので...引き続き何度も出したり、5ヶ月後の手帳にメモして、忘れた頃のテーマとして再び話すようにしました。
それが朝礼のみならず、各会議の議論テーマにもなり、コツコツを時間をかけて解決に向かわせます。
そうする事によって、頻繁に出てきた課題が消えて、クレームやトラブルは間違いなく減ります。(新しい壁を迎えることになりますけどね♪)

そして更に話す事で、全体的にミスロスが減って、実益が表れた事を実感してもらうまで...
ちょくちょく話題に出します。
その繰り返しで、5s委員会や品質向上委員会が生まれ、現在会社の強みとなっています。
 
いまでは先輩社員さん達、今日の良かった事「○○委員会でとりあげよう」といって、社内情報の水平展開に貢献してくれてます。

まとめると...社内の不具合をコツコツ聞き出し、カイゼン策も何度も聞きなおし、小さなPDCAを回し続けることで、半年...一年後にはワンランク向上した事に実感してもらう事
論より証拠ならぬ...論から証拠ですね。
成果を出してナンボを体現する事です。

でも急に改革論を高め、現状を乱さない様に...
小さな事からコツコツがポイントです。
石の上にも3年!3年前を振り返ると大きな成果になっているくらいが僕の理想です。

?グループ
Q.どならない社員とのコミュニケーションの取り方を具体的に教えて
A.これはもう...HAGINOチャンネルやSNSを見てもらえれば、その答えがあるとおもいます。
みんな色々な過去や、それぞれの人間性がありますが、成長したい意欲も大いにある訳です。
 
成長したくないと見せる方もいましたが...
それは照れもあるし、成長の喜びを久しく実感していない方だったりするだけで、まずは「みんなを認める」この気持ちで、こちらは挫けず何度も熱量持って「良くなる」を繰り返す事で、怒鳴り声から笑い声になったのだと思います。
つまり筋トレと一緒です!!

コネクトデイ connect day⑰

2022-11-14
質疑応答
引き続き...報告より質疑応答について書かせて頂きます。
Uグループ
Q.ポジティブの維持はどうしていますか?
A.一番多かった質問ですね
「良くなりたい」の一心ですね。個人だけでは自分に負けます。 
みんなが良くなる!コレだからこそ商売であり、燃える闘魂です。あとは②.③.⑨.⑩などを参考にしていて頂ければと思います。

Q.なぜ朝礼から始めたのですか?何がきっかけだったのか? 
A.えっと...僕の報告を聞いててくれましたかね?(笑)9年前の報告で、荒れた社風を朝礼から変えた山田製作所さんの話しを聴いて、1mmのマネをしたのが変わっていったきっかけです!

Q.経営理念の完成までどの位の時間がかかりましたか?
A.指針講座が6月頃に始まって、12月で一旦終わりましたが、その間に社長交代とCONNECTの様な大型の例会が8月にあり発表者として、この時も登壇してます。 なので...休日はAM7時から12時まで指針を考え、13時から20時まで報告づくり、そして24時までまた指針作りを繰り返してました。
もちろん平日は業務と、社長交代の準備やあいさつ、そして通常の同友会もあれば接待もある。
なので指針と発表の作り込み時間は、21時から26時なんて事はザラにありましたね。
 
そして12月に指針講座で発表し、すぐ翌週に社内で発表し、新年早々に経営方針発表会を行い、年二回の方針発表という実践を積んで、一年後の指針実践報告会では、誰よりも実践をかさねた状態で報告することを決めて、PDCAを繰り返していました。
社員さん理解が進んだという点では、3年目を迎えたころから、しっくり来た感じですかね。

Q.社員さんのモチベーションを維持するのは、どの様にしているか?
A.はい!これも良くある質問でした。
②.④.⑥.⑩あたりを参考にしてもらえればと思います。 
ひとつ言っておきたいのは
「人は人を変えられない」
自分ならこの人を変えられる!と、思っている人はとてもおこがましく、どんなに才能があったとしても人で失敗すると思います。

変えられるのは自分のみです。
まずは自分自身を認め、相手を認める
そして想いやりの心を持つ事で
他人が気づく、そして他人が変わろうとして
本当に変わっていくのです。
ですから...リーダーは背中を鍛えましょう!!
 
Vテーブル
Q.今現在の経営課題はありますか?
A.はい!経営課題は私です!と最初に申した上で、やはり「人」ですね。
建設業全体が、コロナ禍にあっても慢性的な人材不足であって、コロナ制限が緩和されて...また以前の様に人財獲得合戦が始まってしまいました。

生涯、同じ会社に勤める世の中ではなくなった!とも言われている時代。
経営者としては...良い会社にするから、ずっと働いてもらいたい。 
そして良い会社は大手も含め、近くにいっぱいある

様々な働き方...多様性のある建設現場や自社での働き方をまだ見い出せていない。 
まだ対応できていない...発想できていない業界であり、そして経営者自身が経営課題ですね。



コネクトデイ connect day⑯

2022-11-14
質疑応答
引き続き...報告より質疑応答について書かせて頂きます。
Tテーブル
Q.社長になってから父親との関係性は?
A.代が変わった最初の頃は、ゆっくりバトンタッチをイメージしていたのですが、変化を嫌うお年頃といいますか...現代の変化スピードの速さに、会話が繋がらない部分で、何度か衝突はありました。

どうしても繋がらない話しの時は、自分からモノゴトを決めたり、進めましたので、後から会長は成果を知るカタチが次第に大きくなっていきました。

約一年後には会長が会社を訪れる回数はほとんどなくなり、仕事と直結しない会合に幾つか参加しております。
ただコロナでそれも減った時には、ぐっと歳を重ねた感じになってきました。 
なにか校下のボランティアなどやってほしいと思ってます。
現在の関係性は④をご参考にして頂ければと思います。

Q.小さなカイゼンを給与に変えていくのに、どの様な人事評価をしているか?
A.はい。弊社は元々...理念やビジョン、採用のノウハウもない会社でしたので、人事評価も鉛筆ナメナメの評価しかありませんでした。
現在は評価制度作成中でありますが、現在までどの様にやってきたか?と...お伝えできる範囲で 申しますと、まずは全員と面接から初めて、当人の話しと社員同士の話しを聴き、チームワークや各現場の出来を確認して、ボーナスで評価しました。

その面談を進めていく過程で、お客様のアンケートや、私や幹部が現場(お客さま)へ赴きヒヤリングする事で、また評価事例が増えた事。
そして会社に目標ができて...Valueを定める事で、価値基準が生まれ、つぎに毎年の重点目標から、各部門別の目標をみんなが立案できるようになり、社長以外にも社員達を評価する、部門長の役割が生まれました。
これらをポイント制として、評価をどの辺までするか?試運転を2年かけて行う所であります。
肝心なのは、水面下で行う事なく、その都度説明を行って進めていく事かな?と思ってやってます。

コネクトデイ connect day⑮

2022-11-14
質疑応答
引き続き...報告より質疑応答について書かせて頂きます。
Sテーブル
Q.親の代と自分の代で社員の格差はなかったのか?
A.格差とは...色々あるのだと思いますが、給料の面や休みの面でもあると思います。
もちろん今の方が良くなっているという格差ですね。 働き方改革の時代という面も、業績という面でも向上してきたし、やらないと取り残されるという危機感もありました。
バブルの時は...私も経験が無いので、チョット解りませんが良くなっていると思います。

また、社員さんとの壁といいますか...
意見交換ができているか?での今と昔の格差
父親と私で、話し易さの格差で言えば...
断然今の方が、自由意見を言える環境や人間関係となっていると自信があります。
なぜなら、その苦労を知っているから、その様にはしたくない気持ちが強いです。 
ですので...反対に中途半端に優しくし過ぎて、甘やかしてしまうだけの集団にならない様に、意見を聞く姿勢や、バランスを取る事はとても意識してます。 そして...その点は豪快に意見を聞ける父親はまだまだライバルでもあります。

Q.新卒採用にて、歳の差で現社員との間をどう埋めているのか?
A.今現在は新卒者に近い年代がいるので、新入社員さんに、年齢の近い先輩若手くんが入社担当者として、一緒に行動を多くとってもらって、一番多くコミュニケーションを図ってもらってます。
入社時は覚える事がたくさんある時期なので、相談もしながら、先輩若手君のOUTPUTの場にもなってます。
その前、若手先輩君がいなかったときは、自分がコミュ役を多く図り、逆に教えるのが専門じゃない先輩のご機嫌を取りながら、新入社員君には要点をまとめたアドバイスを手紙に書いたり、現場で話したりしてましたよ!
社員みんなには「塗装がプロの会社であって、教えるのが今はプロでは無いので...不都合もある上でこれから良くなっていこう!!」と毎日のように朝礼で話し伝えて、少しづつ定着していった訳でございます。

Q.コミュニケーションだけでは会社は良くならないのではないか? 他の事をやっているのではないか?
A.はい!もちろんそうです(笑)
今回の報告はゲストさんや入会歴が浅い会員さんに、委員会という場所をお知らせすると同時に、経営者の「あり方」を見つけてどう進んだか?をお話しさせて頂いたので、やり方や仕組みについては時間の関係上...省かざる負えませんでした。
その点については⑤や⑧を参考にして頂ければと思います。
良くなる為に、いろいろと悪かったなりを分析すると「コミュニケーション」という「情報伝達」の悪さが原因であって、その改善が全ての基点である事に気付いたのです。
あるトラック屋さんが「物流」について科学し出した事に似ているかな?(笑)
そんな素晴らしい出会いも、同友会で叶った事が大きかったですね。

コネクトデイ connect day⑭

2022-11-14
質疑応答
引き続き...報告より質疑応答について書かせて頂きます。
Rテーブル
Q.闘魂の源はなんですか? 代々受け継いできた闘魂の核となるものは何ですか??
A.闘魂の源はこれまでの質問にもありますので参考になさってくださいね。 代々受け継いできた闘魂の核ですかぁ~そうですね~
「商売人として」という自身への問いかけですね。
父親がよく「商売人なんだから!」と話してました。
昔からの商売人の血筋DNAとでもいいましょうか?商売人として恥ずかしくない様に!!という気持ちは自分も強いですね。

Q.右腕、左腕になる幹部はいますか?
A.はい!専務と総務部長、工務部長は私が入る前からのベテランで、しっかり意見交換を行えるパートナーでもあります。 
更には...営業部に業界の大先輩を迎え、年下でありながら素晴らしい人間性をもった部下ができ、この会社を守ってくれます。
そして、次々と仲間が増えてきて、次世代を担うメンバーも多く出てきて期待が増しております。 
しかし、これに浮かれる事なく、引き続き会社を1mmづつ良くしていく事が、私の仕事であり使命であります。
あと余談ですが...会社の右腕はいいますが、左腕とはあまり言わない様です。 理由は調べればすぐ出てきますが、多様性の時代なので、また表現も変わってくるかもしれませんね~
小松本社
金沢本店